機種変更で使わなくなったスマホを、少しでも高く売りたい。
スマホの買取価格は、機種や状態だけでなく、売る時期、付属品、売り先の選び方で変わります。
この記事では、スマホを高く売る方法を5つのコツに分けて説明し、高く売るためにやってはいけないこともまとめます。
筆者は古物商許可を取り、古着を中心に古物の売買を日常的に行っています。中古品の値付けの考え方をもとに書きます。内容は2026年10月15日時点で確認しています。
- スマホを高く売るコツは、新機種の発表前に売る、箱と付属品をそろえる、画面や本体をきれいにする、複数の売り先を手取りで比べる、利用制限とSIMロックを確認する、の5つ
- スマホの買取価格は、新しい機種が発売されると下がりやすい。使わなくなったら、引き出しに寝かせずに早めに売るのが基本
- 画面の保護フィルムやケースで守っていたスマホは状態がよく評価されやすい。自分で分解して修理したり、正規でない部品に交換したりすると、評価が下がることがある
コツ1:新機種の発表前に、早めに売る
- 新機種が出ると買取価格が下がりやすい
- 使わなくなったら早めに売る
- 寝かせるとバッテリーも劣化する
新機種が出ると買取価格が下がりやすい
スマホは、毎年のように新しい機種が発売されます。
新しい機種が発売されると、古い機種の中古の需要が下がり、買取価格も下がりやすくなります。
売るなら、新機種の発表や発売の前が、ひとつの目安になります。
新機種の発表の時期が近づくと、機種変更をする人が増え、古い機種を売る人も増えます。売る人が増える前に売るほうが、値下がりの影響を受けにくくなります。
使わなくなったら早めに売る
スマホの買取価格は、時間がたつほど下がっていくのが一般的です。
「予備として取っておこう」と思っていても、使わないまま年数がたつと、値段がつかなくなることもあります。
使わないと決めたら、早めに売るのが基本です。
子どもに使わせる、予備として持っておく、などの予定が具体的にない場合は、売ってしまうほうが合理的なことが多いです。売ったお金を、新しいスマホの代金の一部に充てることもできます。
寝かせるとバッテリーも劣化する
スマホのバッテリーは、使わずに放置していても、時間とともに劣化していきます。
長く放置して、バッテリーが完全に放電した状態が続くと、劣化が進むこともあります。
すぐに売らない場合は、ときどき充電しておくと安心です。何年も前の機種の扱いは、古いスマホは売れるかの記事で説明しています。
コツ2・3:付属品をそろえ、状態を整える
- 箱・充電ケーブル・説明書をそろえる
- 画面と本体の汚れを拭く
- フィルムやケースは外して状態を見せる
箱・充電ケーブル・説明書をそろえる
スマホの箱、充電ケーブル、説明書、SIMを取り出すピンなどの付属品は、そろえて出します。
付属品がそろっていると、評価が上がることがあります。
箱は、場所を取るので捨ててしまいがちですが、売る予定があるなら保管しておきます。
画面と本体の汚れを拭く
画面の指紋や、本体の汚れは、柔らかい布で拭き取ります。
充電の差し込み口やスピーカーの穴にたまったほこりも、やさしく取り除きます。
アルコールなどで強く拭くと、画面の表面の加工を傷めることがあるので注意します。
フィルムやケースは外して状態を見せる
画面の保護フィルムやケースは、査定の前に外しておくと、本体の状態を確認してもらいやすくなります。
フィルムやケースで守っていたスマホは、傷が少なく、評価されやすくなります。
フィルムがはがれにくい場合は、無理にはがさず、査定のときに伝えます。
売る前の初期化も、査定をスムーズにするための大切な準備です。手順は、スマホを売る前の初期化の記事で順番に説明しています。
コツ4:複数の売り先を手取りで比べる
- 機種・容量・色で買取価格を検索する
- 下取りの金額とも比べる
- 手取りで判断する
機種・容量・色で買取価格を検索する
多くのスマホ買取店は、機種、容量、色ごとの買取価格をサイトで公表しています。
自分のスマホの機種と容量で、2〜3店の買取価格を調べると、どこが高いかが分かります。
価格比較のサイトでは、複数の店の買取価格を一覧で見られることがあります。目安をつかむのに便利ですが、表示は状態のよいものを前提にした価格のことが多いので、実際に申し込む店の条件も確認します。売り先ごとの特徴は、スマホを売るならどこの記事で比べています。
下取りの金額とも比べる
機種変更のときの下取りの金額とも比べます。
下取りはポイントや割引で還元されることが多いので、現金での買取とどちらが自分にとって得かを考えます。
手取りで判断する
宅配買取の送料、振込手数料、フリマの販売手数料と送料などを引いた手取りで比べて判断します。
キャンペーンで買取価格が上乗せされることもあるので、確認しておきます。
容量が大きい機種や、人気の色は、買取価格が高めに設定されていることがあります。自分のスマホの容量と色を、設定画面や箱のラベルで正確に確認してから検索します。
コツ5:利用制限とSIMロックを確認し、やってはいけないことを避ける
- 利用制限とSIMロックを確認する
- 自分で分解・修理しない
- 正規でない部品に交換しない
利用制限とSIMロックを確認する
ネットワーク利用制限がかかっていたり、分割払いが残っていて利用制限がかかるおそれがあったりすると、評価が下がります。
通信会社のサイトで、端末の識別番号(IMEI)を入力して、利用制限の状況を確認します。
SIMロックがかかっている場合は、通信会社の手続きで解除しておくと、評価が上がることがあります。
利用制限の結果が「○」(制限がかかっていない状態)の端末は、安心して評価されやすくなります。利用制限の仕組みは、赤ロムとはの記事で説明しています。
自分で分解・修理しない
画面やバッテリーの不具合を、自分で分解して直そうとすると、かえって壊したり、防水性が損なわれたりすることがあります。
自分で分解した跡があると、評価が大きく下がることもあります。
正規でない部品に交換しない
売る前に、正規でない修理店で画面やバッテリーを交換すると、買取店によっては評価が下がることがあります。
修理が必要な故障は、そのまま査定に出すほうが、多くの場合、手取りは多くなります。壊れたスマホの扱いは、壊れたスマホは売れるかの記事で説明しています。
スマホを高く売る5つのコツ
| コツ | 内容 |
|---|---|
| 1 早めに売る | 新機種の発表前・使わなくなったらすぐ |
| 2 付属品をそろえる | 箱・充電ケーブル・説明書・SIMピン |
| 3 状態を整える | 画面と本体を拭く・フィルムとケースを外す |
| 4 手取りで比べる | 2〜3店と下取りを比べる |
| 5 利用制限とSIMロックを確認 | IMEIで確認・必要ならSIMロック解除 |
ユイ古いスマホ、予備として取っておいたほうがいいですか?
ケイ使う予定がなければ、早めに売るほうがいいよ。新機種が出るたびに買取価格は下がりやすいし、置いておくだけでもバッテリーは劣化するんだ。
ユイ高く売るために、画面を修理してから売ったほうがいいですか?
ケイ修理費のほうが高くつくことが多いし、正規でない部品だと評価が下がることもあるんだ。そのまま査定に出そう。
よくある質問
スマホはいつ売るのが一番高いですか?
新機種の発表や発売の前が目安です。
使わなくなったら、早めに売るのが基本です。
価格比較サイトの金額で売れますか?
多くは状態のよいものを前提にした価格なので、自分のスマホの状態や付属品で変わります。
実際に申し込む店の条件を確認してください。箱などの付属品がそろっていると、評価が上がることがあります。
保護フィルムは外したほうがいいですか?
査定の前に外しておくと、本体の状態を確認してもらいやすくなります。
下取りと買取はどちらが高いですか?
機種や時期によります。
両方の金額を比べてください。
SIMロックは解除したほうがいいですか?
解除しておくと、評価が上がることがあります。
画面を修理してから売ったほうがいいですか?
多くの場合、修理費のほうが高くつくため、そのまま売るほうが手取りは多くなります。
まとめ:次の一手
スマホを高く売るコツは、新機種の発表前に早めに売る、箱と付属品をそろえる、画面や本体をきれいにする、複数の売り先を手取りで比べる、利用制限とSIMロックを確認する、の5つです。
自分で分解して修理したり、正規でない部品に交換したりすると評価が下がることがあるので、修理が必要な故障はそのまま査定に出します。
次の一手は、スマホの箱と付属品を探し、機種と容量で2〜3店の買取価格を調べることです。
売る時の注意点は、スマホを売る時の注意点の記事で確認してください。
