スマホを落として画面が割れてしまった。水にぬれて電源が入らなくなった。
壊れたスマホは、もう売れないと思って、引き出しにしまったままにしている人は多いはずです。
壊れたスマホでも、機種や故障の内容によっては、買取できます。
この記事では、壊れたスマホが売れる理由、故障の種類ごとの扱い、修理してから売るべきか、データの扱い、向いている売り先を説明します。
筆者は古物商許可を取り、古着を中心に古物の売買を日常的に行っています。中古品の価値をどう見るか、という仕入れの視点で書きます。内容は2026年10月15日時点で確認しています。
- 壊れたスマホも、機種によっては買取できる。画面割れ、バッテリーの劣化、カメラやボタンの不具合は、修理して販売したり、部品として使ったりする需要がある
- 水没や電源が入らないスマホは、減額が大きいか、買取できないこともある。ただし人気の機種なら、ジャンク品(故障品)として値段がつく場合がある
- 多くの場合、修理してから売るより、壊れたまま売るほうが手取りは多い。電源が入らずに初期化できない場合は、データ消去に対応した店を選ぶ
壊れたスマホでも売れる理由
- 修理して販売する需要がある
- 部品として使う需要がある
- 人気の機種は故障品でも価値がある
修理して販売する需要がある
スマホの買取店の中には、買い取ったスマホを修理してから販売するところがあります。
画面やバッテリーの交換など、修理できる故障であれば、修理の費用を差し引いた値段で買い取ってもらえます。
部品として使う需要がある
修理できないほど壊れたスマホでも、カメラ、基板、外装など、使える部品を取り出して、ほかのスマホの修理に使うことがあります。
こうした部品取りの需要があるため、壊れたスマホにも値段がつくことがあります。
人気の機種は故障品でも価値がある
人気の機種や、比較的新しい機種は、故障品(ジャンク品)でも価値があり、値段がつきやすい傾向があります。
古い機種は、壊れていると値段がつかないことが多いです。何年も前の機種の扱いは、古いスマホは売れるかの記事で説明しています。
故障の種類ごとの扱い
- 画面割れ・バッテリーの劣化
- カメラ・ボタン・スピーカーの不具合
- 水没・電源が入らない
画面割れ・バッテリーの劣化
画面の割れは、スマホの故障の中でもよくあるもので、画面の交換で直せるため、多くの店で減額して買い取ってもらえます。
割れの程度(小さなひびか、全体に割れているか)や、タッチ操作ができるかで、減額の幅が変わります。
バッテリーの劣化も、交換で直せるため、減額して買い取ってもらえることが多いです。
カメラ・ボタン・スピーカーの不具合
カメラが映らない、ボタンが押せない、スピーカーから音が出ない、などの不具合は、故障の内容によって減額の幅が変わります。
部品の交換で直せるものは、減額して買い取ってもらえることがあります。
水没・電源が入らない
水にぬれたスマホは、内部の部品が傷んでいることが多く、減額が大きいか、買取できないこともあります。
電源が入らないスマホも、原因が分からないため、評価が厳しくなります。
ただし、人気の機種なら、ジャンク品として値段がつく場合があるので、あきらめずに査定を受けてみる価値があります。
機種変更のときの下取りは、「電源が入ること」「画面が割れていないこと」などの条件がついていることが多く、壊れたスマホは対象外になったり、下取りの金額が大きく下がったりします。壊れたスマホは、故障品を扱う買取店と比べてから決めましょう。
修理してから売るべきか
- 多くは壊れたまま売るほうが手取りが多い
- 修理費と査定額の差で判断する
- 修理の方法が評価に影響することも
多くは壊れたまま売るほうが手取りが多い
壊れたスマホを修理してから売ると、査定額は上がりますが、修理費のほうが高くつくことが多いです。
買取店は、自社や提携先で修理できるため、個人が修理に出すより費用を抑えられます。
そのため、多くの場合は、壊れたまま売るほうが、手元に残る金額は多くなります。
修理費と査定額の差で判断する
修理するかどうかは、「修理費」と「修理した場合と壊れたままの場合の査定額の差」を比べて判断します。
査定額の差が修理費を上回るなら修理してから売る、下回るならそのまま売る、という考え方です。
修理の方法が評価に影響することも
メーカーの正規の修理ではなく、正規でない修理店で部品を交換したスマホは、買取店によっては評価が下がることがあります。
修理の履歴がある場合は、査定のときに伝えます。
壊れたスマホから写真などのデータを取り出したいときは、まずクラウドのバックアップに残っていないかを確認します。新しいスマホで同じアカウントにログインすれば、バックアップから復元できることがあります。バックアップがなく、どうしても取り出したいデータがある場合は、データ復旧の専門のサービスに相談する方法もありますが、費用がかかります。
データの扱いと、向いている売り先
- 初期化できるなら初期化する
- 電源が入らないならデータ消去に対応した店
- 故障品を扱う専門店に出す
初期化できるなら初期化する
画面が割れていても操作ができるなら、バックアップを取り、アカウントのサインアウトをしてから、初期化します。
iPhoneは「探す」をオフにし、Androidはアカウントを削除してから初期化します。手順の順番は、スマホを売る前の初期化の記事で、iPhoneならではの手順はiPhoneを売る前にやることの記事で説明しています。
電源が入らないならデータ消去に対応した店
電源が入らない、画面が映らないなどで初期化できない場合は、データの消去に対応した買取店を選びます。
専用の方法でデータを消去し、消去の証明を出してくれる店もあります。
iPhoneの「探す」は、パソコンや別の端末から、アカウントに登録された端末を削除できることがあるので、公式の案内を確認します。
故障品を扱う専門店に出す
壊れたスマホは、故障品(ジャンク品)の買取を行っているスマホ買取の専門店に出すと、値段がつきやすくなります。
総合リサイクル店では、壊れたスマホは値段がつかないことがあります。
値段がつかなかったスマホは、携帯ショップの回収や、自治体の小型家電の回収に出す方法があります。スマホの電池は発火のおそれがあるため、燃えるごみや燃えないごみに混ぜて出さないようにします。
分割払いが残っているスマホは、ネットワーク利用制限がかかることがあります。仕組みは、赤ロムとはの記事で説明しています。売るときは本人確認書類も必要なので、買取の本人確認の記事で使える書類を確認しておきます。
スマホの故障の種類と扱い
| 故障の種類 | 扱いの目安 |
|---|---|
| 画面割れ(操作できる) | 減額して買取されやすい |
| バッテリーの劣化 | 減額して買取されやすい |
| カメラ・ボタン・スピーカーの不具合 | 内容によって減額 |
| 水没 | 減額が大きいか買取不可 |
| 電源が入らない | 人気の機種ならジャンク品として値段がつくことも |
ユイ画面が割れたスマホ、売れますか?
ケイ画面割れは交換で直せるから、多くの店で減額して買い取ってもらえるよ。修理してから売るより、そのまま売るほうが手取りは多くなりやすいんだ。
ユイ電源が入らなくて初期化できません。
ケイデータの消去に対応した買取店を選ぼう。消去の証明を出してくれる店もあるよ。
よくある質問
壊れたスマホは売れますか?
機種や故障の内容によっては売れます。
修理して販売したり、部品として使ったりする需要があります。
壊れたスマホからデータを取り出せますか?
クラウドのバックアップがあれば、新しいスマホで同じアカウントにログインして復元できることがあります。
バックアップがない場合は、データ復旧の専門のサービスに相談する方法もありますが、費用がかかります。
水没したスマホは売れますか?
減額が大きいか、買取できないことがあります。
人気の機種ならジャンク品として値段がつく場合もあります。
修理してから売ったほうがいいですか?
多くの場合、修理費のほうが高くつくため、壊れたまま売るほうが手取りは多くなります。
初期化できないスマホはどうすればいいですか?
データの消去に対応した買取店を選んでください。
値段がつかなかったスマホはどうすればいいですか?
携帯ショップの回収や、自治体の小型家電の回収に出す方法があります。
まとめ:次の一手
壊れたスマホも、機種によっては買取できます。画面割れやバッテリーの劣化は減額して買い取られやすく、水没や電源が入らないスマホは減額が大きいか買取できないこともありますが、人気の機種ならジャンク品として値段がつく場合があります。
多くの場合は修理せずに売るほうが手取りが多く、初期化できない場合はデータ消去に対応した店を選び、故障品を扱う専門店に出すのがおすすめです。
次の一手は、壊れたスマホの機種と故障の内容をメモし、故障品の買取を行う専門店の査定を確認することです。
売り先の比較は、スマホを売るならどこがいいかの記事で確認してください。
