テレビを買い替えたら、古いテレビが不要になった。
テレビは、家電リサイクル法の対象の品物で、捨てるときにはリサイクル料金がかかります。売れるなら、売って手放したほうが、費用をかけずに済みます。
この記事では、テレビの買取について、売れやすいテレビの条件、製造年の確認方法、売る前の準備、買取と処分の比較を説明します。
筆者は古物商許可を取り、古着を中心に古物の売買を日常的に行っています。家電リサイクル法の仕組みは、経済産業省などの公的な解説をもとに、2026年10月15日時点で確認しています。テレビの操作の手順は機種によって違うので、取扱説明書やメーカーの案内で確認してください。
- テレビは、製造から年数が浅いもの、大きめの画面、高画質の表示や動画配信サービスに対応した機能のもの、国内の大手メーカーのものが売れやすい
- 売る前は、本体を初期化し、動画配信サービスなどのアカウントからサインアウトする。B-CASカードが差してあるテレビは扱いを確認し、リモコンやスタンドもそろえる
- テレビは家電リサイクル法の対象なので、値段がつかないと処分にリサイクル料金がかかる。売れるうちに早めに売るほうが、手間も費用も小さく済む
売れやすいテレビの条件
- 製造から年数が浅い
- 大きめの画面・高画質の表示
- 動画配信サービスなどに対応した機能
製造から年数が浅い
テレビの買取でも、製造からの年数(年式)がもっとも重視されます。
製造から年数が浅いテレビは、中古でも長く使えるため、売れやすくなります。
店によっては、「製造から何年以内」という買取の条件を設けていることがあります。家電ではおおむね「製造から10年以内」が一つの目安ですが、テレビなどのAV機器は、年数がたっていても買い取る店もあります。年式の考え方は、家電の買取は何年までの記事で説明しています。
大きめの画面・高画質の表示
画面が大きめのテレビや、高画質の表示(4Kなど)に対応したテレビは、中古でも需要があり、評価されやすい傾向があります。
有機ELなど、高価格帯の表示方式のテレビも、評価されることがあります。
動画配信サービスなどに対応した機能
インターネットにつないで動画配信サービスを見られる機能など、今の使い方に合った機能があるテレビは、評価されやすくなります。
国内の大手メーカーのテレビも、評価されやすい傾向があります。
製造年の確認方法と相場の考え方
- 背面のラベルで製造年を確認する
- 型番で買取価格を調べる
- 画面の傷や表示の不具合は減額
背面のラベルで製造年を確認する
テレビの製造年は、背面に貼られたラベル(銘板)に書かれています。
ラベルには、メーカー名、型番、製造年、画面のサイズなどが記載されています。
型番で買取価格を調べる
ラベルの型番で、買取店のサイトの買取価格や、中古の販売価格を調べると、おおよその相場が分かります。
出張買取を申し込むときも、メーカー、型番、製造年、画面のサイズを伝えると、事前に目安を教えてもらえることがあります。
画面の傷や表示の不具合は減額
画面の傷、割れ、表示のむら、点灯しない点(ドット抜け)、映像の乱れなどは、減額の対象になります。
画面は、テレビの中でもっとも大事な部分なので、状態が評価を大きく左右します。
画面の汚れは、柔らかい乾いた布で、やさしく拭いておきます。強くこすったり、洗剤を直接かけたりすると、画面を傷めることがあります。
画面が割れているテレビや、電源が入っても映らないテレビは、修理に費用がかかるため、値段がつかないことが多いです。一部に、故障品として受け付ける店もあるので、状態を正直に伝えて聞いてみます。
売る前の準備
- 初期化し、アカウントからサインアウト
- B-CASカードの扱いを確認する
- リモコン・スタンド・ケーブルをそろえる
初期化し、アカウントからサインアウト
インターネットにつないで使っていたテレビには、動画配信サービスのアカウント、Wi-Fiの設定、視聴の履歴などが残っていることがあります。
売る前に、動画配信サービスのアプリからサインアウトし、テレビの設定から初期化(工場出荷時の状態に戻す)を行います。
手順は機種によって違うので、取扱説明書やメーカーの案内で確認します。
B-CASカードの扱いを確認する
デジタル放送を見るために、B-CASカードという小さなカードが差してあるテレビがあります。
B-CASカードの扱い(テレビと一緒に渡すか、抜いておくか)は、買取店によって違うので、事前に確認します。
最近のテレビの中には、カードの代わりに、本体に同じ機能が組み込まれているものもあります。
B-CASカードは、持ち主に貸し出されているカードという扱いになっています。テレビと一緒に渡さない場合の扱いも含めて、カードの案内を確認しておきます。
録画用の外付けハードディスクをつないでいた場合、録画した番組は、登録したテレビでしか見られないことが多いです。ハードディスクも一緒に売るか、手元に残すかを決め、一緒に売る場合は、テレビの設定から登録を解除し、中身を消しておきます。
リモコン・スタンド・ケーブルをそろえる
リモコン、スタンド(台)、電源ケーブル、アンテナケーブル、取扱説明書などの付属品をそろえます。
リモコンがないと、テレビの操作がしにくいため、評価が下がることがあります。
壁掛けにしていた場合は、スタンドが残っているかを確認します。
自分で店に持ち込む場合、液晶や有機ELのテレビは、画面を下にして寝かせずに、立てた状態で運ぶのが基本です。画面に毛布などを当てて守ります。大きなテレビは、運び出してもらえる出張買取のほうが安心です。自宅で売るときの注意点は、出張買取の注意点の記事にまとめています。
買取と処分の比較
- 売れれば処分の費用がかからない
- 値段がつかなければ家電リサイクル法で処分
- 売れるうちに早めに売る
売れれば処分の費用がかからない
テレビを買取に出して売れれば、お金を受け取れるうえ、処分のためのリサイクル料金もかかりません。
出張買取なら、業者が運び出してくれるので、大きなテレビでも手間が少なく済みます。
値段がつかなければ家電リサイクル法で処分
テレビは、家電リサイクル法の対象の品物(ブラウン管、液晶、有機EL、プラズマのテレビ)で、粗大ごみとして捨てることはできません。
値段がつかない場合は、買い替えの店や、購入した店に引き取りを頼むか、自分で指定の引取場所に持ち込み、リサイクル料金(と、運んでもらう場合は運搬の料金)を払って処分します。
テレビのリサイクル料金は、メーカーと画面の大きさ(15型以下か、16型以上か)などで決まっています。冷蔵庫や洗濯機もあわせて手放す場合は、冷蔵庫の出張買取の記事も参考にしてください。
売れるうちに早めに売る
テレビは、年数がたつほど値段がつきにくくなり、値段がつかなくなると、処分に費用がかかります。
使わなくなったテレビは、売れるうちに早めに売るほうが、手間も費用も小さく済みます。
テレビの買取と処分の比較
| 項目 | 買取 | 家電リサイクル法での処分 |
|---|---|---|
| お金 | 受け取れる | リサイクル料金などを払う |
| 運び出し | 出張買取なら業者が行う | 店に頼むか自分で持ち込む |
| 条件 | 年式・状態の条件がある | 条件なし |
| 向いているテレビ | 年数が浅い・状態がよい | 古い・故障している |
ユイ古いテレビ、売れなかったらどうなりますか?
ケイテレビは家電リサイクル法の対象だから、リサイクル料金を払って処分することになるんだ。売れれば処分の費用がかからないから、売れるうちに早めに売るのがおすすめだよ。
ユイ売る前に何をすればいいですか?
ケイ動画配信サービスのアプリからサインアウトして、初期化しておこう。リモコンとスタンドもそろえてね。B-CASカードの扱いは、買取店に確認しよう。
よくある質問
テレビは何年前のものまで売れますか?
店によって違います。
製造から何年以内という条件を設けている店があるので、確認してください。
壊れたテレビは売れますか?
画面の割れや、映らないテレビは、値段がつかないことが多いです。
故障品として受け付ける店もあるので、状態を正直に伝えて確認してください。
録画用の外付けハードディスクはどうすればいいですか?
録画した番組は登録したテレビでしか見られないことが多いので、一緒に売るか手元に残すかを決めます。
一緒に売る場合は、登録を解除して中身を消しておきます。製造年は、テレビの背面のラベルで確認できます。
売る前に初期化は必要ですか?
アカウントや視聴の履歴を消すために、初期化しておくのがおすすめです。
B-CASカードはどうすればいいですか?
扱いは買取店によって違うので、事前に確認してください。
売れないテレビは粗大ごみに出せますか?
出せません。
家電リサイクル法の対象なので、リサイクル料金を払って処分します。
まとめ:次の一手
テレビは、製造から年数が浅いもの、大きめの画面、高画質の表示や動画配信サービスに対応した機能のものが売れやすくなります。売る前は、アカウントからサインアウトして初期化し、B-CASカードの扱いを確認し、リモコンやスタンドをそろえます。
テレビは家電リサイクル法の対象なので、値段がつかないと処分にリサイクル料金がかかります。売れるうちに早めに売るのがおすすめです。
次の一手は、テレビの背面のラベルで、メーカー、型番、製造年、画面のサイズを確認することです。
引越しでまとめて家電を手放す方法は、引越しの不用品の記事で確認してください。
