古着・ブランド品・不用品を、高く手間なく売るためのノート

古着・洋服公開 2026.10.15更新 2026.10.15

古着を高く売るコツ7つ|査定前にできること

古着を高く売るコツ7つ|査定前にできること

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古着を売るなら、少しでも高く売りたいものです。

ただ、古着の査定額は、服そのものだけでなく、持ち込む前の準備や、売る時期、売り先の選び方でも変わります。同じ服でも、出し方しだいで数百円から千円以上の差がつくことがあります。

この記事では、古着を高く売る方法を7つのコツに分けて、査定前の準備、時期、売り先、仕分けとまとめ方の順に紹介します。

筆者は古物商許可を取り、古着の仕入れと販売を日常的に行っています。仕入れるときに「これは高く買える」と判断するポイントを、売る側の準備に置きかえて書きます。内容は2026年10月15日時点で確認しています。

記事のポイント
  • 査定前にできることは、洗濯・毛玉取り・におい対策・しわ伸ばし・付属品をそろえること。どれも自宅ででき、減額を防ぐ効果が大きい
  • 売る時期は季節の少し前。秋冬物は8〜10月、春夏物は2〜4月ごろが目安で、季節が終わってから売るのがもっとも不利
  • 売り先は服のジャンルに合わせて選び、ブランド物と量の多い服を分けて売る。高い服は写真の事前査定や複数の店で比べ、まとめ売りの上乗せも確認する

コツ1〜3:査定前にきれいにする

古着を高く売るための査定前の準備を、洗濯してにおいを取る・毛玉と糸くずを取る・しわを伸ばしてたたむの3つに分けて図解したインフォグラフィックです。
  • コツ1:洗濯してにおいを取る
  • コツ2:毛玉・糸くず・ほこりを取る
  • コツ3:しわを伸ばしてたたむ

コツ1:洗濯してにおいを取る

においは、査定でもっとも嫌われるポイントの一つです。

タバコ、香水、防虫剤、押し入れのにおいは、洗っても取れにくいため、店は慎重に評価します。仕入れる側としても、においがある服は、売り場に出すまでの手間とリスクが大きいので、値段を下げざるを得ません。

洗濯表示に従って洗い、風通しのよい場所でしっかり干してから持ち込みます。においの強い服は、重曹を入れたぬるま湯でつけ置きしてから洗うと落ちやすくなります。ウールやシルクなど水に弱い素材は縮むことがあるので、洗えない表示の服は陰干しでにおいを飛ばす程度にします。

コツ2:毛玉・糸くず・ほこりを取る

ニットやスウェットの毛玉は、毛玉取り器で取っておくと印象が変わります。コートやジャケットの糸くずやほこりは、洋服ブラシや粘着ローラーで取ります。

数分の手間で、「使用感あり」から「美品」寄りに評価が変わることがあります。

毛玉取り器は、生地を強く押しつけすぎると穴が開くことがあります。平らな場所に服を置き、軽く当てる程度で十分です。毛足の長いニットやモヘアは、無理に取らずにそのまま出すほうが安全です。

コツ3:しわを伸ばしてたたむ

くしゃくしゃのまま袋に詰めると、それだけで状態が悪く見えます。

しわを伸ばしてたたみ、シャツやジャケットはハンガーにかけた状態で運ぶと、丁寧に扱われてきた服だと伝わります。

店頭に持ち込むときは、紙袋より、口の閉まる大きめのバッグやキャリーケースが便利です。宅配買取なら、服をたたんで重ね、箱の中で動かないように詰めると、しわや型崩れを防げます。

コツ4:季節の少し前に売る

古着を売る時期のコツを、秋冬物は8から10月・春夏物は2から4月・季節が終わってからは不利の3つに分けて図解したインフォグラフィックです。
  • 秋冬物は8〜10月ごろ
  • 春夏物は2〜4月ごろ
  • 季節の終わりがもっとも不利

秋冬物は8〜10月ごろ

コートやニットなどの秋冬物は、店が秋冬の売り場を作る前の、夏の終わりから秋口に集めたい品物です。この時期に売ると、査定額が上がりやすくなります。

特にダウンやウールのコートは、1点の値段が大きい分、時期の差も金額に表れやすい品物です。春の衣替えで「次の冬は着ない」と決めた服を選んでおくと、売りどきを逃しません。

春夏物は2〜4月ごろ

Tシャツや薄手のシャツなど春夏物は、冬の終わりから春先が売りどきです。

春夏物は1点の単価が低いことが多いので、時期を合わせると同時に、点数をまとめて出すのも効果的です。同じブランドの服をまとめると、査定する側も値段をつけやすくなります。

季節の終わりがもっとも不利

季節が終わってから売ると、店はその服を次のシーズンまで保管する必要があります。保管の手間と、型が古くなるリスクがあるため、査定額は下がります。

時期の考え方は、古着を売る時期の記事で詳しく説明しています。

コツ5・6:売り先を服に合わせて選び、比べる

古着の売り先の選び方を、ブランド古着は専門店・ファストファッションや量が多い服は総合店や宅配・高い服は事前査定や複数の店で比べるの3つに分けて図解したインフォグラフィックです。
  • コツ5:ジャンルに強い店を選ぶ
  • ファストファッション・量の多い服はまとめて
  • コツ6:高い服は事前査定や複数の店で比べる

コツ5:ジャンルに強い店を選ぶ

ブランド古着ならブランド古着の専門店、ヴィンテージならヴィンテージに強い店、子ども服なら子ども服の扱いが多い店を選びます。店の得意分野と合っていると、同じ服でも値段がつきやすくなります。

店の得意分野は、店頭の品ぞろえや、公式サイトの「買取強化ブランド」「買取実績」を見ると分かります。自分の服と同じブランドが並んでいる店は、そのブランドを売る力がある店です。どこに売るか迷うときは、服を売るならどこがいいかの記事で目的別に比較しています。

ファストファッション・量の多い服はまとめて

ユニクロなどのファストファッション(低価格のチェーン店の服)は、新品が手ごろに買えるため、古着になると1着の値段はほとんどつきません。

こうした服や、ノーブランドを含めて量が多い服は、なんでも引き取る総合リサイクル店や、まとめて送れる宅配買取に出し、1点ごとの値段より片付けの手間を減らすことを優先します。新品タグ付きや人気のコラボ商品などは、フリマアプリのほうが値段がつくこともあります。

コツ6:高い服は事前査定や複数の店で比べる

1点で数千円以上になりそうな服は、2〜3店で査定を受けると差が見えます。店ごとに得意なブランドが違うため、数割の差が出ることもあります。

写真を送ると、おおよその査定額を教えてくれる事前査定(写真査定)を受け付けている店もあります。持ち込む前や送る前に目安が分かるので、比べる手間が減ります。ただし、写真の査定額は、実物を見て変わることがあります。

比べるときは、合計額だけでなく、1点ごとの金額を聞くのがコツです。A店では高かった服、B店では高かった服、と分けて売れば、全体の手取りを増やせます。

コツ7:付属品をそろえ、仕分けてまとめる

古着を高く売る仕上げのコツを、タグと付属品をそろえる・ブランド物とそれ以外を分ける・まとめ売りの上乗せを確認するの3つに分けて図解したインフォグラフィックです。
  • タグ・替えボタン・ベルトをそろえる
  • ブランド物とそれ以外を分ける
  • まとめ売りの上乗せを確認する

タグ・替えボタン・ベルトをそろえる

新品タグ、替えボタン、共布、ベルト、フードなど、買ったときに付いていたものはそろえて出します。付属品の有無で次に買う人の満足度が変わるため、査定でも見られます。

付属品は、服を買ったときの紙袋や箱にまとめて入れたままになっていることがよくあります。売る前に一度探しておくと、思わぬ加点につながります。

ブランド物とそれ以外を分ける

ブランド物とノーブランドを同じ袋に入れて出すと、全体が「量で引き取る服」として扱われることがあります。

ブランド物は別にして、ブランドに強い店へ持ち込むのがおすすめです。迷ったら、ブランドのタグだけを見て分けるだけでも効果があります。

まとめ売りの上乗せを確認する

宅配買取や一部の店では、点数や金額に応じて買取額を上乗せするキャンペーンを行っていることがあります。

ある程度の量をまとめて出すと、1点ずつ売るより合計が高くなることがあるので、申し込む前に条件を確認します。上乗せを待つより、季節の売りどきに合わせることのほうが効果が大きい場合も多いので、時期を優先してください。

古着を高く売る7つのコツの比較

コツ 手間 効果 ひとこと
1 洗濯・におい取り 中 大 減額の一番の原因を防ぐ
2 毛玉・ほこり取り 小 中 数分で印象が変わる
3 しわ伸ばし 小 小〜中 丁寧さが伝わる
4 季節の少し前に売る 小 大 衣替えのついでに
5 ジャンルに強い店 中 大 店の得意分野を確認
6 事前査定・複数の店で比べる 中 中〜大 高い服だけでよい
7 付属品・仕分け・まとめ売り 小 中 ブランド物は別にする
ユイユイ

クリーニングに出してから売ったほうが高くなりますか?

ケイケイ

高いコートなら効果はあるけど、多くの服はクリーニング代のほうが高くつくんだ。自宅で洗えるものは洗って、においと毛玉を取るだけで十分だよ。

ユイユイ

一番効果があるのはどれですか?

ケイケイ

「季節の少し前に、得意な店へ」の組み合わせかな。準備は減額を防ぐ、時期と店選びは値段を上げる、という役割の違いがあるんだ。

よくある質問

クリーニングに出してから売るべきですか?

多くの服は、クリーニング代が買取価格を上回るため、自宅での洗濯で十分です。

高価なコートやスーツなど、数千円以上の値段がつきそうな服は検討の余地があります。

ユニクロなどのファストファッションは高く売れますか?

古着になると1着の値段はほとんどつきません。

総合リサイクル店や宅配買取でまとめて手放すか、新品タグ付きならフリマアプリに出す方法があります。

古着を売るのに一番いい時期はいつですか?

その服を着る季節の少し前です。

秋冬物は8〜10月ごろ、春夏物は2〜4月ごろが目安です。

タグを切ってしまった服は売れませんか?

売れますが、ブランドの確認がしにくくなるため、評価が下がることがあります。

洗濯表示のタグも残っているほうが安心です。

写真で査定してもらえますか?

写真の事前査定を受け付けている店もあります。

目安が分かるので比べやすくなりますが、実物を見て金額が変わることがあります。

複数の店で査定を受けるのは失礼ですか?

失礼ではありません。

査定を受けたあとに売らない選択もできます。宅配買取では返送料の条件を確認してください。

まとめ:次の一手

古着を高く売るコツは、査定前にきれいにする(洗濯・毛玉・しわ)、季節の少し前に売る、ジャンルに強い店を選ぶ、高い服は事前査定や複数の店で比べる、付属品をそろえて仕分け・まとめ売りを活用する、の7つです。

準備で減額を防ぎ、時期と売り先で値段を上げる、という考え方で進めると効果が出やすくなります。ファストファッションや量の多い服は、まとめて手放すと割り切るのも一つの方法です。

次の一手は、次の季節に着ない服を選び、洗濯とにおい取りを済ませておくことです。

相場の調べ方は、古着の買取相場の記事で確認してください。